学校概要
進んで働き、
思いやりのある生徒
本校の概要
幌加内町は、H22年に空知より上川総合振興局に移管した、上川西部の士別地区に位置する町である。S53年2月町内の母子里では国内最低気温となる-42.1度を記録し、H30年2月に市街地の積雪が道内記録324㎝に達した、厳寒豪雪の地である。農林業の衰退にともない人口は最盛期の20%、約1,400人となったが、そばの収量と作付け面積は国内最高を誇り、そば生産・商品化を中心とした町おこしを行っている。また日本最大の人造湖の朱鞠内湖を擁し、そば・人造湖・低温の三つの日本一がある町である。
本校は、幌加内町の中心市街地に位置し、S22年に幌加内村立学校として創立、S22年の町政施行で町立となり、R4年で75周年になる。これまでに4度の学校統合(S52沼牛中、S56年政和中、S59添牛内中、S61朱鞠内中)と、H5年の母子里中閉校に伴い、町内唯一の中学校となった。学校から校区の最遠地までの距離が60km あるため、一日2便のスクールバスが運行され、全校生徒の約2割が利用している。
R4年度の全校生徒は27名と、ピーク時(昭和36年)の388名から大きく減少している。合唱や生徒会活動が盛んで、また北海道大学北方生物圏フィールド科学センター「雨龍研究林」や町スキー場の活用、特産品を使ったそば打ちなど、大自然や教育環境を活かし、子どもたちの生きる力や豊かな心を育む教育実践を、家庭・地域と一体になって共に行ってきた。さらに様々な教育活動を小・中・高が連携・協力し実施しているが、R2年度末のコロナ禍からは、感染防止に最大限留意した活動をしている。現在ICT活用を積極的に図るなどし、学習も含め各活動の活性化を目指している。
幌加内町 風景
幌加内町立 幌加内中学校 校舎
校長挨拶
「自己有用感を高め合う生徒の育成」を目指して
幌加内中学校のホームページを訪ねていただき、ありがとうございます。保護者や地域の皆様には、日頃より本校の生徒および教育活動にご理解ご協力をいただき、心よりお礼を申し上げます。校長の山口康一と申します。
本校は、昭和22年に幌加内村立幌加内中学校として開校し、現在に至っております。令和 6 年度は新入生 3 名を迎え、2年生 12 名、3年生9名の全校生徒 24 名、教職員18名体制となっています。
ここ幌加内は、夏にそばの花で白く染まり、冬は雪の白さで一面がおおわれることから、1年で2度白い季節がやってくるまちと言われています。美しくも厳しい自然とともに、 私たち教職員は生徒の健康・安全を見据えながら、今できる精一杯を見極め、かけがえのない時間を送る生徒たちに充実した中学校生を送ることができるよう邁進していきます。
今年度の重点目標は「自己有用感を高め合う 生徒の育成」です。生徒一人ひとりがいきいきと活動する学校を目指します。どうぞよろしくお願いいたします。
幌加内町立 幌加内中学校
学校長